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ーピアノ室の防音工事は音域と振動に注目!気兼ねなく演奏できる部屋にー

趣味や子どもの習い事として、人気の高いピアノ。しかし、自宅でピアノの練習をする場合、気になってしまうのが周囲への音漏れですよね。

 

ピアノは、その音を響かせる特徴から思っているより周囲に音が漏れやすい楽器です。本記事では、ピアノ室の防音工事を行う場合の注意点を紹介します。

 

自宅で気兼ねなくピアノの演奏を行いたい人やマンションでピアノ教室を開きたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

 

ピアノの音量は90~100dB

音の大きさや騒音のレベルは、デシベル(dB)という単位で表され、数字が大きいほど音量も大きくなります。

 

ピアノの音は、弾く人にもよりますが、一般的に90〜100dBほどと言われています。これは、地下鉄の電車内ほどの音量ですので、かなり大きな音と考えてよいでしょう。

 

これほど大きな音が出るピアノの防音対策は、知識が豊富な専門業者に依頼するのがおすすめです。しかも、ピアノの場合、その音の性質から防音だけでなく、音の反響についても考慮する必要があります。

 

たとえば、防音に意識を向けるあまり、反響のほとんどない防音室にしてしまうと、ピアノの演奏をしても質素な音に聞こえてしまったり、逆に、反響がありすぎる部屋にすると練習中うるさすぎて自分の演奏が聞き取れなくなったりする恐れも。

 

これでは、せっかく防音室を作った意味がありませんね。そのようなことにならないためにも、防音工事に精通した専門業者へ相談するのが賢明です。

 

ピアノ室の防音工事をする際の注意点2つ

ピアノ室の防音工事に取り掛かる前に大切なことは、ピアノの音の性質を知ることです。専門業者に依頼するにしても、基本的な知識があると施工内容を理解しやすくなります。

 

1.ピアノの低音に対する防音

ピアノは、高音から低音まで出る音域の広い楽器です。両方の音域ともしっかり遮音できる防音室が求められます。

 

特に、波長が長い低音は、防音壁や天井の厚みに収まりきらないため、音が漏れやすい音域です。低音を遮音するためには、下地や表層材に低音域の吸音・遮音に優れた素材を使用する必要があります。

 

具体的には、遮音性能を表すD値が、D-50〜D-55程度になるような防音工事を施すとよいでしょう。また、遮音のシミュレーションや予測ができる防音工事専門業者を選ぶと、施工後の失敗が避けられます。

 

2.ピアノの振動に対する防音

ピアノは弦打楽器の一種です。鍵盤につながったハンマーが弦を打ち、弦の振動が駒という部品を通して響板に伝わることで空気を振動させ、音を鳴らします。

 

また、ピアノはペダルを踏む動作もあります。これらの振動に対しての防振対策を施すことが大切です。

 

ピアノから発生した振動は、ピアノの脚から床へ伝わり、下の階や隣の部屋に音として伝わっていきます。これが、固体伝播音です。固体伝播音は、音が伝わる経路が複雑なため、より防音工事が難しい種類の音になります。

 

固体伝播音に対する防音工事としては、既存の部屋のなかにもう一つ箱となる防音室を作るという方法がおすすめです。

 

まとめ

ピアノの音量は、地下鉄の電車内と同程度の大きな音です。しかも、高音から低音まで音域が広く、弦打楽器であるがゆえに振動も無視できない楽器になります。

 

広い音域をカバーできる防音対策と、ペダルや弦を打つ際の振動を伝わらせないようにする防振対策が重要な2つのポイントです。

 

このように、一口にピアノに対する防音工事といっても、注意しなければいけない点が素人には気付きにくい部分があります。専門的な知識がなければ十分な防音は叶わないでしょう。

 

特に、施工前に遮音シミュレーションや予測をしてくれる施工会社を選択すると、失敗しにくくなるため、おすすめです。

防音工事のことなら埼玉県のマル美建装 株式会社にご相談下さい。


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2024/06/14

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