家の印象を変えたいと思ったことはありませんか?
外周りをリフォームする外構工事と合わせ、今は庭やテラスなどを含んだ
トータルで考えるエクステリアリフォームが主流になってきています。
エクステリアとは?誰に頼むべきかわからない。
庭をデザインしてほしい。家にこだわる気持ち、とてもよくわかります。
エクステリアとまとめても、実際に内容をしっかり把握されている方は少ないはずです。
今回は、エクステリアリフォームや工事内容についてご紹介します。
リフォームする目的を把握し、工事内容を決める参考になるでしょう。
外構リフォームとは?
外構とエクステリアの違いがわからないという方がほとんどだと思います。
リフォームを検討する前に、言葉や内容から理解していきましょう。
外構・エクステリアとは?
エクステリアは、家を囲むフェンス・庭・外観を意味する言葉です。
ひと昔前まで、外観を示す外構を指していましたが、今現在は同意義で捉(とら)えられています。
外構・エクステリア工事の場所
外構・エクステリア工事は、フェンス・カーポート・庭・テラス・家の外観そのものを含んだ部分です。
門をリフォームする場合も、外構工事に含まれています。
家を取り囲むすべてのものをリフォームすることを意味し、施工場所はとても幅広いのです。
外構リフォームの目的とメリット
外構は家と暮らしている家族に、安心と快適を提供するものです。
リフォームすることで気持ちも新たにすることができ、よりくつろいだ家を生み出すきっかけとなります。
家が美しくなることも喜びですが、安心感は何にも変えられません。
外構リフォームで得られるメリットは、リフォームにかけた費用の何倍もの幸せを手に入れることにあります。
■使いやすさもアップする
作り付けのものを使っている場合、何となく使いにくさを感じることがありますよね。
外構リフォームをすることで、ライフスタイルに合う設計に変更することができるのです。
無駄な動線を排除し、より快適に暮らす設計を取り入れることができます。
■装飾が豊かになる
エクステリアに不満を持っている方の多くは、外観の寂しさを挙げています。
ゆえに、外構リフォームで華やかさと装飾美を楽しめるようになるでしょう。
好みのスタイルを取り入れることで、毎日がより楽しく感じられます。
外構スタイルの種類
外構にはいくつかのスタイルがあります。
それぞれ特徴が異なり、メリット・デメリットがあるので、エクステリア選びの参考にしてください。
クローズドスタイル
クローズドスタイルは、ほかからの視線を遮り、プライバシーを重視した設計です。
防犯にも高い効果を発揮し、洗濯物なども覗けないようにできます。
門構えやフェンスを装飾性の高いものにするだけで、高級感と重厚なイメージにすることができるのです。
家を外壁で覆ってしまうため、狭い敷地では圧迫感を抱くこともあるでしょう。
侵入者があっても、ほかから死角となって発見が遅れるのがデメリットです。
クローズドスタイルにするときは、防犯センサーなども同時に取りつけるようにすると安心でしょう。
オープンスタイル
門を設けず、開放感を演出できるのがオープンスタイルです。
敷地を広く感じることができ、通気や日あたりも良好になります。
外構工事費用も少なくて済み、ほかからも侵入者の存在に気づきやすいのです。
とはいえ、開放的であるがゆえに侵入しやすい環境であることは否定できません。
ほかから家の中を見ることができやすいため、プライバシーを重視している方には避けられる傾向があります。
門やフェンスがないため、お子さんやペットの飛び出しには注意してください。
セミクローズドスタイル
オープンスタイルとクローズドスタイルの両方を取り入れているのが、セミクローズドスタイルです。
開放的な部分と閉鎖的にする部分とを設けることができ、バランスのいい家にすることができます。
たとえば、隣の家や浴室周辺はクローズドスタイルに、
カーポートやテラス付近はオープンスタイルですっきりと仕上げるイメージです。
セミクローズドスタイルは入念にデザインすることが求められます。
家との統一感を出し、周囲との調和も必要です。
エクステリアプランナーとしっかり打ち合わせをすることが失敗を防ぐコツでしょう。