門は、家の顔とも呼ぶべき存在です。
最も力を入れたい場所でもあります。
単なる外と家を区切るための要素ではなく、重要な役割を持っていることを理解してください。
外構工事で門周りをリフォームする目的とは?
門周りに防犯機能を整えたいという方は非常に多いです。
人が近づくだけでライトが点灯するシステムの導入で、侵入者が格段に減っていきます。
目線より高い門を選ぶと、人が乗り越えようという気持ちを抑え、より防犯機能が高まるのです。
高さはあるけれど、中からほかがよく見えるというのも、門のリフォームでは重要でしょう。
門周りの外構工事はどう進む?
門周りの工事では、フェンスや境界線を含んだ施工内容になることがほとんどです。
家との融合を意識し、庭との調和やライフスタイルを考慮して空間デザインしていきます。
3Dで図面を提示してもらい、具体的なイメージが決まったら、門やフェンスなどを選んでください。
エクステリアデザインが決定し、工事日程を調整して着工します。
門周りの工事費用や日程は?
門周りの工事を行う場合、門扉・門柱・門塀を含めた工事内容になります。
選ぶ種類にもよりますが、15~30万円が費用相場です。
工事に必要な期間は、地盤を固める時間を要するため、5日~1週間を見ておきましょう。
門周りの外構工事における注意点
門は家に入るためのアプローチです。
ゆえに、ライフプランを見据え、バリアフリーなどを意識しておくと将来は安心でしょう。
見栄えだけに執着せず、機能もしっかり考えて設計することが大切です。
使いやすさを考え、門の開き方にも注意してください。
外構・フェンスのリフォームについて
外構工事では、フェンスのリフォームも行います。
設置することで防犯対策にもなりますし、家の景観を美しくすることもできるのです。
外構工事でフェンスをリフォームする目的とは?
フェンスは人の視線を遮り、プライベート空間を維持する目的で取りつけます。
視線より高いものを選ぶと、より効果を実感できるでしょう。
形状もさまざまで、先端が尖っているものはより防犯効果が上がります。
家をもっとおしゃれにしたいという方は、フェンスでアクセントをつけるという方法もおすすめです。
フェンスの耐用年数
フェンスに使われている材質によって、耐用年数にも差があります。
平均的に見て、10年が目安です。
ただし、それぞれの特徴を知ってから設置し、老朽化に備えることが長持ちする秘訣(ひけつ)でしょう。
・アルミ(サビにも強くて耐久性に優れています。潮風に弱いため、海に近い地域には向きません)
・樹脂素材(デザインのラインナップが幅広いのが特徴です。気候に左右されずに設置でき、手入れも簡単に終わります)
・スチール(アルミよりさびやすいです。価格は非常にリーズナブルですが、手入れは日々行う必要があります)
・木材(木材は優しさを演出でき、大変人気のあるフェンスです。
しかし、腐食が進みやすいため、防腐処理と手入れが必要になります)
フェンス工事の流れ
フェンス選びから始め、デザインが景観にふさわしいかどうかをよく考えましょう。
門と同じように、3D図面で提案してもらうとわかりやすいです。
費用などを相談し、納得できるデザインが決定したら、工事日程を組んでいきます。
着工し、フェンスの設置が終わりしだい完了です。
フェンス工事の費用や日数
選ぶ材質により変動があります。
1mのフェンスが4000~7000円で、すべての工事を合わせて40~60万円が相場です。
工事期間は2~3日と短期間で済みます。
フェンス工事を行う際の注意点
フェンスの設置は、隣の家に接した部分まで着工することがほとんどです。
ご近所への配慮は忘れず、工事開始前にフェンス工事に伴う騒音が発生する旨を伝えておきましょう。